ある日、伏木夢生は、不可思議な夢を見た。
闇の世界からやって来た強大な力を持つ魔物に二人の剣士が、挑んで行く夢だった。
夢生は、その夢に突き動かされ、入社が決まっていた伊上商事をけり、何故か生まれ故郷である伊那谷に帰るのだった。
祖父真三を頼りに伊那谷に帰った夢生は、奇跡的にJAの職員として迎え入れられることとなった。配属先は、長野県にまつわる伝説や不可思議な話を収集したり検証して観光事業に生かす資料を作成する組織組合員特別課だった。
入社一日目の夜、祖父の家の目の前にある河原で、河童を目撃する。大騒ぎの夢生の話は、職員仲間にあしらわれ光前寺に散策することとなったが、そこで、夢で見た剣士ハヤタローと出会うこととなった。ハヤタローから700年前豆州で暴れていた狒々神が、強大エネルギーを蓄え夢生の生き肝食うため人間世界にやってくることを知らされる。
ハヤタローは、今のままでは、強敵狒々神に太刀打ち出来ないため、修行に入るため早太郎像の中に入って行った。
その日を境に伊那谷の各地で怪異事件が続発し始めた。
果たして夢生の運命は?ハヤタローは、狒々を打ち倒すことが出来るのだろうか?
■公式サイト
霊犬戦士ハヤタロー 伊那谷幽玄の戦い
2020年2月14日(金)公開